HBR-1000開発(21) 試作から量産製品へ
サルフェーション除去装置の試作開発を2012年末から始め、これまで長い時間をかけて、地道に使用中のバッテリに装着して評価を重ね、性能向上と省電力化を実現すべく、回路の最適化を進めてきた結果、ようやく量産化の目途がついた。
その過程で、試作機から量産評価機まで、4代にわたる装置を開発し、ハードウェア、ソフトウェアの改善を重ねてきた。
左から「1次試作機」「2次試作機」「量産評価機」「量産テスト機」
2017年4月から「d’s Gearブランド Inteligent Battery Reflesher」及び「ZeroModeブランド LongTime Battery Reflesher」として販売開始した。感無量という感じである。
ここに至るまでには、多くの方々に協力を頂きつつ、機能性能改善を進めてきたわけで、協力を頂いた皆さんには心から感謝したい。
市場には何種類かの類似機能をうたう商品があるが、それらと比べ、本装置は徹底的に低消費電流化してバッテリへの負荷を最小限に抑えつつ、サルフェーションを除去/抑制する機能を最大化できたと自負している。
これまでに実環境にて実施してきた評価内容を次回は紹介しようと思う。