HBR-1000開発(2) ディープサイクルバッテリ
大型の鉛蓄電池を2個購入。１つ26kg以上もするのは、鉛だから仕方ないけど、移動するときぎっくり腰にならぬように気を付けないと。
ボート用で評価が高いACDelco社 M31MFという型番のディープサイクルバッテリ。性能はCCA 625、MCA 900、RC 180、容量 115Ah、25Aも電流を流した場合でも3時間保つという普通の使い方なら1kWhは十分超えているというなかなか優秀な代物だ。
さあて、このバッテリは、どのくらいサイクル利用で実用的なのだろう。おいおい評価をしていこうと思う。
*1 CCA（コールドクランキングアンペア） －18度の気温の中で30秒間に電圧が7.2Vになるまでに流すことの出来る電流の値。
*2 MCA（マリンクランキングアンペア） -1.1度の気温の中で、満充電されたバッテリから30秒間引き出せる電流の値。
*3 RC（リザーブキャパシティ） 満充電から25Aの負荷をかけて完全放電するまでの時間。
ディープサイクルバッテリの場合は、満充電にするためには一般的な鉛バッテリに比べて高圧まで充電する必要がある。このバッテリでは充電電圧は16Vとなっている。ただし、急速充電は厳禁。メンテナンスフリーで半密閉式だから、急速に水素ガスが発生すると爆発の危険があるため。充電電流を10A以内に抑え、CC(定電流)/CV(定電圧)充電するのがよさそうだ。