HBR-1000開発(23) バッテリリフレッシャの性能

2017年11月3日

車バッテリに加え、産業分野で利用される鉛バッテリでも多くの評価を行うことができた。その中で詳細にデータを取得して性能を評価した結果を以下に示す。

 

 

 

それぞれの環境で検証中に、発生パルスのパルス幅やパルスドライブ回路を結果を見ながら調整して最適化を目指した。

結果、10mA程度の動作電流で大きな改善効果を出せるようになった。

また、同時に、市場性も検討し、電動フォークリフトをはじめとする建機向けの市場が大きいことが見えてきた。12V毎に複数設置する方法もあるが、フォークリフのバッテリは、2Vセルが24台直列に溶接されており、容易に電極にアプローチできない。やはり、48V対応の機器が求められることが明らかになった。しかし、12V用を単に48V用に変更するだけでは、延命・再生能力が低下する。バッテリ電圧に応じてパルスの最適設定が異なることも明らかになってきた。

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